日本の民謡 ベスト(下)西日本編

民謡 日本の民謡 ベスト(下)西日本編歌詞
1.武田節(山梨県民謡)


2.越中おわら節(富山県民謡)

作詞:富山県民謡
作曲:富山県民謡

「うたわれよ わしゃはやす」

来る春風 氷が解ける
(キタサノサー ドッコイサノサ)
うれしや気ままに オワラ開く梅
「越中で立山 加賀では白山
駿河の富士山 三国一だよ」
(うたわれよ わしゃはやす)

ゆらぐ吊橋 手に手をとりて
(キタサノサー ドッコイサノサ)
渡る井田川 オワラ春の風
「浮いたか瓢箪 軽そに流れる
行くさきゃ知らねど あの身になりたい」
(うたわれよ わしゃはやす)

花が蝶々か 蝶々が花か
(キタサノサー ドッコイサノサ)
さてはチラチラ オワラまよわせる
「来たよで来ないよで 面影さすよで
出てみりゃ風だよ 笹の葉にだまされたよ」
(キタサノサー ドッコイサノサ)


3.山中節(石川県民謡)

作詞:石川県民謡
作曲:石川県民謡

(チョイ チョイ チョイ)
ハアー 忘れしゃんすな 山中道を
東ァ松山 西ァ薬師
(チョイ チョイ チョイ)
(チョイ チョイ チョイ)
ハアー お前見染めた 去年の五月
五月菖蒲の 湯の中で
(チョイ チョイ チョイ)
(チョイ チョイ チョイ)
ハアー 送りましょうか 送られましょか
せめて二天の 橋までも
(チョイ チョイ チョイ)


4.伊勢音頭(三重県民謡)

作詞:三重県民謡
作曲:三重県民謡

伊勢はナー 津でもつ 津は伊勢でもつ
(ハヨーイ ヨーイ)
尾張名古屋は ヤンレエー 城でもつ
ヤートコセーエエ ヨイヤナー
アリャリャー(コレワイナー)
コノナンデモセー

お伊勢ナー よいとこ 菜の花つづき
(ハヨーイ ヨーイ)
唄もなつかし ヤンレエー 伊勢音頭
ヤートコセーエエ ヨイヤナー
アリャリャー(コレワイナー)
コノナンデモセー

伊勢へナー 七度 熊野へ三度
(ハヨーイ ヨーイ)
愛宕様へは ヤンレエー 月参り
ヤートコセーエエ ヨイヤナー
アリャリャー(コレワイナー)
コノナンデモセー

お伊勢ナー もどりに この子が出来た
(ハヨーイ ヨーイ)
お名をつけましょ ヤンレエー 伊勢松と
ヤートコセーエエ ヨイヤナー
アリャリャー(コレワイナー)
コノナンデモセー


5.淡海節(馬子唄入り)(滋賀県民謡)

作詞:滋賀県民謡
作曲:滋賀県民謡

船をひきあげ 漁師は帰る
あとに残るのは 櫓と櫂
浪の音 ヨイショコショ 浜の松風

手綱ゆるめて 花の路帰りゃ
鈴に浮かれて 勇む駒
花が散る ヨイショコショ 里の夕暮

あおよ泣くなよ もう家ゃ近い
森の中から 灯が見える
花が散る ヨイショコショ 里の夕暮


6.串本節(和歌山県民謡)

作詞:和歌山県民謡
作曲:和歌山県民謡

ここは串本 向いは大島
仲をとりもつ巡航船
アラ ヨイショ ヨイショ ヨイショ
ヨイショ ヨイショ
潮の岬に燈台あれど
恋の暗路は照らしゃせぬ
岬 岬は七浦岬
潮の岬は荒波じゃ
一つ二つと、橋杭立てて
心とどけよ串本へ
舟で暴風くうて 紀州灘漕げば
親は是非ない妻恋し
大島水谷 かかりし舟は
おゆき見たさの潮かがり


7.吉野木挽唄(奈良県民謡)


8.貝殻節(鳥取県民謡)

作詞:鳥取県民謡
作曲:鳥取県民謡

何の因果で 貝殻こぎなろた
(カワイヤノー カワイヤノー)
色は黒うなる 身はやせる
(ヤサホーエーヤ ホーエヤエーエ
ヨイヤサノサッサ
ヤンサノエー ヨイヤサノサッサ)

濱村沖から 貝殻が招く
(カワイヤノー カワイヤノー)
嬶よ飯炊け 出にゃならぬ
(ヤサホーエーヤ ホーエヤエーエ
ヨイヤサノサッサ
ヤンサノエー ヨイヤサノサッサ)

戻る船路にゃ 艪櫂がいさむ
(カワイヤノー カワイヤノー)
いとし妻子が 待つほどに
(ヤサホーエーヤ ホーエヤエーエ
ヨイヤサノサッサ
ヤンサノエー ヨイヤサノサッサ)

押せよ押せ押せ 港が見える
(カワイヤノー カワイヤノー)
押せば港が 近くなる
(ヤサホーエーヤ ホーエヤエーエ
ヨイヤサノサッサ
ヤンサノエー ヨイヤサノサッサ)


9.安来節~どじょう掬い~(島根県民謡)


10.隠岐祝い音頭(島根県民謡)


11.広島木遣り音頭(広島県民謡)


12.阿波踊り(徳島県民謡)

作詞:徳島県民謡
作曲:徳島県民謡

(ヤットサーヤット ヤット) (ヤットサーヤット ヤット)

アーラ エライヤッチャエライヤッチャ ヨイ ヨイ ヨイ ヨイ
阿波の殿さま 蜂須賀さまが
今にのこせし 阿波踊り

アーラ エライヤッチャエライヤッチャヨイ ヨイ ヨイ ヨイ
踊り踊らば 品よく踊れ
品のよい娘を 嫁にとる

アーラ エライヤッチャエライヤッチャヨイ ヨイ ヨイ ヨイ
笹山通れば 笹ばかり
猪 豆くってホーイ ホイホイ

アーラ エライヤッチャエライヤッチャヨイ ヨイ ヨイ ヨイ
唄え唄えとせきたてられて
唄いかねます ひよこ鳥

アーラ エライヤッチャエライヤッチャヨイ ヨイ ヨイ ヨイ
踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃそんそん
新町橋まで行かんか 来い来い
アーラ エライヤッチャエライヤッチャヨイ ヨイ ヨイ ヨイ


13.宇和島さんさ(愛媛県民謡)


14.黒田節(モノラル)(福岡県民謡)

作詞:福岡県民謡
作曲:福岡県民謡

酒は飲めのめ 飲むならば
日の本一の 此の槍を
飲みとる程に 飲むならば
これぞ真の 黒田武士

峰の嵐か 松風か
訪ぬる人の 琴の音か
駒ひきとめて 立ち寄れば
爪音高き 想夫恋

花より明るく みよしのの
春のあかつき 見渡せば
みな唐人も 高麗人も
大和心と なりぬべし


15.正調博多節(福岡県民謡)


16.長崎ぶらぶら節(長崎県民謡)


17.おてもやん(熊本県民謡)

作詞:熊本県民謡
作曲:熊本県民謡

おてもやん あんた此の頃
嫁入りしたでは ないかいな
嫁入りしたことぁ したばってん
御亭どんが ぐじゃつぺだるけん
まあだ盃ァ せんじゃった
村役鳶役 肝いりどん
あん人達の 居らすけんで
あとはどうなと キャなろたい
川端まっちゃん きゃめぐろ
春日ぼうぶらどん達ァ
しりひっぱって 花盛り 花盛り
ピーチク パーチク ひばりの子
ゲンバク茄子の イガイガドン
一つ山越え も一つ山越え
あの山越えて
私しゃあんたに 惚れちょるばい
惚れちょるバッテン 云われんたい
追々彼岸も 近まれば
若もん衆も よらすけん
熊んどんの よじょもん詣りに
ゆるゆる話も キャしゅうたい
男ぶりには 惚れんばな
煙草入れの 銀金具が
それが因縁たい
アカチャカ ベッチャカ
チャカチャカチャ
一つ 世の中 艱難辛苦の 荒波越えて
(男度胸で おいでなさい
くよくよしたとて しょうがない
何時かは 芽もでる 花も咲く)
移り気な 浮世のならいに
取り越し苦労は おやめなさい
(悩みなんぞは こちゃ知らぬ)
意地と張りの こころが
それが 御生楽たい
(アカチャカ ベッチャカ チャカチャカチャ)


18.刈干切唄(宮崎県民謡)

作詞:宮崎県民謡
作曲:宮崎県民謡

ここの山の 刈干ゃすんだよ
明日は たんぼで 稲刈ろかよ
もはや日暮れじゃ 迫々かげるよ

駒よ いぬるぞ 馬草負えよ
屋根は茅葺 茅壁なれどよ
昔ながらの 千木を置くよ


19.正調鹿児島おはら節(鹿児島県民謡)


20.安里屋ユンタ(沖縄県民謡)

作詞:沖縄民謡
作曲:沖縄民謡

サー安里屋ぬクヤマによ
(サーユイユイ)
あん美らさ 生りばしよ
(マタハーリヌチィンダラカヌシャマヨ)

サー いみしゃから天晴り生りばし
(サーユイユイ)
くゆしゃから白さ育りばし
(マタハーリヌチィンダラカヌシャマヨ)

サー 目差主ぬ乞ゆだらよ
(サーユイユイ)
当親(あたろうや)ぬ 望みょうたよ
(マタハーリヌチィンダラカヌシャマヨ)

サー 沖縄よいとこ一度はおいで
(サーユイユイ)
春夏秋冬(はるなつあきふゆ) 花見て暮す
(マタハーリヌチィンダラカヌシャマヨ]

サー 君は野中のいばらの花か
(サーユイユイ)
暮れて帰ればヤレホンニ引きとめる
(マタハーリヌチィンダラカヌシャマヨ)